
「子どもにちゃんとブラッシングさせているのに、虫歯になってしまった!」と驚いたり、悩んだりしていませんか? 歯には1本1本生え方などの特徴があり、歯ブラシを当てる角度や力加減を考慮してブラッシングしないと、きちんとプラークを落とせません。「している」と「できている」では、ちょっと意味が違うのです。
ブラッシングは、虫歯や歯周病を予防するうえで一番効果的な予防法です。ここでは、お子様の健康な歯と歯ぐきをつくる正しいブラッシングのコツを伝授します。ぜひ参考にして、お子様自身にもブラッシング上手になってもらいましょう。
毛先が広がっていない歯ブラシを!

毛先が広がっていない歯ブラシ

毛先が広がっている歯ブラシ
お子様の歯ブラシをチェックしましょう。毛先が広がってないでしょうか? 毛先が広がっているとブラッシング効果が低減します。歯ブラシが広がっていたら新しいものに交換を。
歯磨剤はフッ素入りのものを!
最近の歯磨き粉はほとんどが「フッ素配合」となっていますが、特に高濃度のフッ素(NaFやMFP)を配合しているものが効果的。泡立ちの少ない歯磨き粉もおすすめです。
フッ素豆知識
WHO(世界保健機関)では、先進諸国の虫歯の減少にはフッ素入り歯みがき粉の普及の寄与が最も大きいとレポートしています。そして世界の虫歯予防に関するガイドラインにおいてはフッ素入りの歯みがき粉を使用しない歯みがきには虫歯予防の効果は認められないとしています。
予防先進国のスウェーデンでは、0~16歳までフッ化物応用プログラムというものが組まれていて定期的なフッ素の使用を行っています。ちなみにスウェーデンの虫歯の本数は日本の3分の1以下です。十分な予防効果が実証されているんですね。

※フッ素配合かどうかの見分け方
ここにNaF、MFPが書いてあればフッ素入りです。
弱い力で丁寧に!

歯ブラシを動かす時はあまり力を入れすぎず、細かく動かしましょう。えんぴつを持つように歯ブラシを持ってみがくと余計な力が入りません。また、磨く順番を決めると磨き残しがなくなりやすくなります。
奥歯の奥もしっかりとブラッシングを!

奥歯のさらに奥の側面は、なかなかブラッシングしにくいものです。そこに歯ブラシを当てるコツは、「歯ブラシの背で頬を引っ張るようにして、奥までていねいに磨くこと」です。
うがいは軽めに!

ブラッシングの最後に行う「うがい」は軽めで十分です。フッ素の効果を定着させるためにもしっかり流さないほうがいいでしょう。
お子様への仕上げ磨きを忘れずに!

お子様一人だけできちんとブラッシングできるようになるのは10歳前後から。小学校低学年のうちは、親御様がしっかりと仕上げ磨きをしてあげましょう。


















